― 観てきましたよ ―
日曜日, 7 月 30th, 2006
観てきてしまいました、「ゲド戦記」。
原作は未読。この手の原作付き映画は、見ただけだと内容が今ひとつピンと来ない
事が多々あるのですが、まぁまぁ、覚悟の上です。
で、観た感じ。
お話が小説の3、4巻あたりの内容らしいので、やっぱり話の補間がきかなくて(笑)。
たとえばゲドの昔なじみのテナーさんという女の人がいらっしゃるのですが
「昔こういう事があったのよ」とさらりと二人の間柄を語ってくれます。
欲を言えば「昔こういう事があって、こういう経緯になって、今はこうなのよ。」ぐらいの
補足説明が欲しかったです。
でもおかげでこれだけで「ゲド戦記」を読む気になりましたから、良かったのかな?
テーマ自体は「命の尊さ、生きる素晴らしさ」とか、今までの宮崎監督の作品と
根っこは同じに感じました。意図的なものかたまたまなのかは謎。
わくわく感や躍動感は過去のジブリ作品と比較すると確かに控えめ。
とはいえ巷で厳しい批評をされまくるほど、そこまで悪く言われる作品でもないのでは?
「ゲド戦記」自体に興味がもてましたので、個人的には大きな収穫です。
さて、次は「ブレイブストーリー」を観に行こうかしら。





